頂きはどこにある?

 頂きはどこにある?

谷間に住む不幸な若者。

彼は、まだ見ぬ世界を求めて必死で山の頂へと登り、そこで不思議な老人に出会う。

老人が教えてくれたのは、

「山と谷の対処法」

仕事と人生における良い時期と悪い時期を思い通りに操るスキルだった。

この本の結論を言うと、

 

「真実に気づく」順境を「真に」ありがたいと思い対処する。逆境では、そこから「真に」学び事態を好転させる。
順境でも逆境でもそこにある真実に気づく

これです。人生には良い時もあれば悪い時もある。人生の良い時というのは長くは続かない。最高に良い時もあれば最悪に悪い時もある。そのどちらの時も、そこにある真実に気づきその事態への対処法を身につける事が大切なんだと。人生の良い時を長続きさせるためにはどうすればいいのか、人生の悪い時期をいかに早く抜け出すにはどうすればいいのか、ここにはそのヒントがあった。

 

山頂
山頂

どこまでが谷でどこからが山か、誰が言えるだろう、大事なのは自然の山と谷も人生の山と谷も、つながっているということだけでなくどのようにつながっているのかを理解すること。

山に登るのは大変だ、そんな辛い思いをして登る価値があるのか?今の生活は楽ではないけど辛くもないじゃないか。登れるわけないだろ?そんな事を周りに言われて、自分はどうするのか?山と谷は確実につながっている、いつか必ず辿り着けるのに周りに言われて諦めるのか?山と谷はどうつながっているのか?ただ登るのではなく、どんな辛い事があってどんな楽しい景色が見られるのか、その道なりを理解する事が大事。

山と谷はつながっている、今日の順境で過ちを犯せば明日の逆境を作りだす。そして、今日の逆境で賢明なことを行えば明日の順境を作り出す。

良い事も悪い事も全て繋がっている。今日良い事があったからといって調子に乗っていると足を滑らせて谷に落ちる。今日悪い事があって頑張って乗り越えようとすると、一筋の光が差し込み上手くいく希望が見える。良い事があった時も悪い事があった時もそれ相応の対処をして良い状態に持っていく。

誰も一つのところにとどまることはできない、たとえ物理的に一箇所にとどまっていたとしても、心は常にあちこちさまよっている、解決のカギはそうしている一とき一ときをあるがままに真に楽しみ、感謝すること。

一つの会社に入って一生安泰なんてことはない。もしその仕事が好きじゃなく生活の為という理由でしているのなら、好きな事を仕事にしたいと思うだろう。好きな仕事をしていても誰かの下で働いているのなら自分で独立したいと思うだろう。生まれ育った環境が好きでも、ここを離れたらどうなるのだろう?もっと楽しい事があるのではないか?そう思うだろう。心は一つのところにとどまることはできない。

山とは自分が持っているものに感謝する時、谷とは失ったものを求める時。

人生の良い時(山)には、今自分が持ち合わせているお金であったり友人、恋人や家族に感謝する時である。決してそれが当たり前のように振る舞い傲慢になってはいけない。人生の悪い時(谷)には、なぜこうなったのか、自分が失ったものは何なのか、それはお金だけではなくかけがえのない人かもしれない。なぜ失うことになったのか考え、這い上がる時。人生において、山の時や谷の時というのは必ず来る。その時その時に考えなければならない事があるから来るのである。
外部の出来事は必ずしも思い通りにならないけど、心の中の山と谷は考え方と行動次第で思い通りになる。

心の山を谷に変えているのは自分であり、考え方次第で山にもなる。山に登って夕日を見そこねてガッカリするのか、もっと上を見て空の星を見てやったーと喜ぶのか。心の山と谷とは自分の気持ちと行動次第で変わるということ。

山からすぐに落ちてしまう1番の理由は傲慢である。それは見せかけの自信に過ぎない。谷からなかなか出られない1番の理由は恐怖心である。安楽そうに見せかけてはいても。山にいる時、人はエゴのせいで物事を実際より良いように見てしまう。谷にいる時には、実際よりも悪く見てしまう。例えば恋愛において、最高の人に出会えた、いつも二人でいると楽しくて仕方ない。きっとこの幸せがずっと続くんだ、そう思っていた矢先にいきなり振られてしまうなんて事はよくあるものだ。初めは相手の事を思いやっていたのにいつの間にか自分のエゴを押し付けていたのかもしれない、この幸せがずっと続くと勝手に思い、自分に都合の良いようにしていたのかもしれない。振られてどん底にいる時、あんなに自信があったのにもうダメだと過剰に怯えてしまう。次また振られたらもう生きていけない。下を向いたまま、誰の声にも耳を傾けず、もう自分の殻に閉じこもった方が楽だ、と悪い方に悪い方に考えてしまいがちだ。本当はスパッと諦めて声を差し伸べてくれた人が最愛の人になるかもしれないのに。自分の中にあるエゴを捨てる事が自分の人生を好転させる一番重要な事です。

谷には色々な谷がある、病気、大切な人を失うこと、経済的破綻などの不運。谷の苦しみはそれまで無視してきた真実に気付かせてくれる。

谷とは恐怖心。この恐怖心は自分が勝手に作り出したものであり、自分が見ているビジョンである。何かに挑戦する時、恐怖しかないというビジョンを自分が作り出し不安に押しつぶされそうになる。この恐怖というビジョンを乗り越えて、その先にある楽しく幸せなビジョンを鮮明に考える。そしてそうなるよう考えるだけでなく行動に起こしていく。もしあの時の問題をうやむやにせずちゃんと解決していたらこんな事にならなかったかもしれない。過去に自分に対する問題から逃げたつけは必ず来ます。それに気づかせてくれる時間だと思えば今のこの谷の状況も前進に向かう。人生における谷が来た事が問題ではなく、その問題に真摯に向き合い乗り越える事が重要なんだと気づかせてくれる時間。

谷

山にある時は物事を実際よりもよく思ってはならない。谷にいる時には物事を実際よりも悪く思ってはならない。現実を味方にするべきだ。

心の山とは恐怖心に打ち勝つことである。
何が起こるかわからない、失敗するかもしれない、今より現状が悪くなったらどうしよう、谷にいる時は全てがネガティブになりマイナスに考えてばかりになる。誰でも苦しい時はそう思うもの。そしてそれはすべての人に起こる。その中でも成功する人は、谷という恐怖心にいち早く打ち勝ち、山頂を目指していく人である。

願うだけでは行動につながらない、でも本当に自分のビジョンにしたがうならそれが実現するようなことを「しようとする」これこそが一番大事なんだと。

なりたい自分のビジョンを作る。できるだけ詳しく何をしてどうなりたいか。なりたい自分を想像し、その為には何が必要でどのくらいのコストがかかるのか詳しく鮮明に、なりたい自分のビジョンを描く。しかし、描くだけでは誰でもできる。本当になりたい自分になりたいのなら、できるだけ早く「しようとする」要は行動にうつすということ。

山の目的は人生を讃えることで、谷の目的は人生について学ぶこと。

失敗するのが怖い、でも自分を縛り付けているのは恐怖心だとわかった。恐怖心を忘れ、エゴを捨てれば、谷を山に変えることができる。自分のエゴを捨てればすぐに谷から抜け出すことができる。仕事ではより有用になることによって、私生活ではより愛情深くなることによって。

 

知識で最も重要なことは、得た知識を活かすことである   孔子

 

もし今のままでいいのだろうか、何か我慢してその場所にいるなら。それは人生の谷にいるのかもしれません。エゴを捨てるということ。それは、自分の事ばかり考え傲慢にならないようにすること。周りのことを考え勇気を出して上を見上げればそこにはもっといい景色があるかもしれません。もし、山頂を目指して登っている時苦難に出会おうともそれは経験すべきことなのかもしれない。そして、もし目指した頂の景色が思っていたのと違っても、落ち込む事はない。さらに上を見上げれば自分が思っていた以上の景色が待っているかもしれません。

 

天の川
天の川

 

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